老人クラブとは
高齢社会の今日、老人クラブは高齢者組織として行政や各分野からその活動が期待されています。
そもそも老人クラブは地域を基盤とし、高齢者が自主的に集まって活動する組織です。
入会者はおおむね60歳以上の方を対象としています。
単位クラブは約30名を標準として活動しています。
財源は会員によってまかなわれており、国や地方自治体より支援を受けなから運営しています。
老人クラブでは、仲間づくりを通して生きがいと健康づくりを主に生活を豊かにする事を目標にしています。
これまでの知識と経験・体験を活用して、地域の諸団体と共同で地域を豊かにする社会活動に取り組み、明るい長寿社会づくり健康福祉向上に努めることをしています。
主な老人クラブの活動を紹介しますと、
・友愛、ボランティアとしての活動(福祉施設の訪問、地域ボランティアへの参加)
・世代交流、伝承者としての活動(民芸や手工芸等の伝承)
・安全・安心のまちづくりとして活動(地域見守り、パトロール)
・環境整備、生産、リサイクルとしての活動(公園や公共施設の環境整備、リサイクル)
などを行っています。
人生100年時代と言われるなか、老人クラブの活動に対する社会活動は大きい。
年々老人クラブの数、会員数が減少している今日、もう一度老人クラブとは何か?考えてみましょう。
文責、H