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わたしたちが大切にしている経営理念

経営理念によせて

私たちにとって大切なもの…… それは「理念」。
社員ひとり一人が「どのような役割を担い、組織・社会に貢献できるか」を自ら考え、行動するための基本方針である経営理念が私たちには欠かせないと考えます。 その「理念」を通して人間力・人間性を高めようと『経営理念によせて』に取り組みました。 全体を通して、心温まる作品、あるいは自分自身と向き合い自身をさらけ出したもの、感動的な内容等、さまざまでしたが、思いが伝わるどの作品です。
ここにその一部をご紹介いたします。お手すきのときにお読みいただけたら幸いです。

「家族と地域コミュニティ」
竹内 健悟

家族と地域コミュニティ

私の母は現在、心の病気を患っております。昔から何かと厳しく心配症の母で、小さな頃から私はそんな母に反抗し多大な心配や迷惑をかけていました。私のことでいつも近所や学校などに頭を下げ、涙を流しながら叱ってくれていましたが、反抗期の頃はそんな母が鬱陶しく感じ、あまり会話もせず、心配をかけるようなことばかり行っていました。そんな私に中学、高校とどんなに喧嘩しても、嫌なことを言っても一日も欠かさず、早朝から弁当をつくってくれる母に一言の感謝の言葉を言うこともできませんでした。18歳の頃にとにかくこんな家を早く出たい!鬱陶しい親から離れたいと思い、高校を卒業してすぐに福岡の専門学校に進学しました。福岡に向かう日も会話もほとんどすることはありませんでした。車で出発するとき一度、後ろを振り返ると母は泣いて手を振ってくれていましたが、私は手を振り返すことができませんでした。
20歳になってからは、洗濯や食事を作ることの大変さが、自分なりに少しは分かってきたつもりで、徐々に母とは電話や家に帰ると会話もするようになりました。25歳の頃一度、母の日にハンカチとカーネーションを贈ったときは電話越しで大泣きされ、ありがとう、ありがとうと何度も言われものすごく照れくさかった思いがあります。しかしその頃から母に少し違和感を感じはじめました。近所から何か小言を言われている。嫌がらせを受けていると言った相談が続きましたが、余り気には止めておりませんでした。しかし年々話が大きくなり私が殺される。弟が誘拐されそうになったといった電話がかかるようになりました。母が精神的に病んでいるのではと父に話し病院を勧めましたが、本人が拒否し私も父も強くは言えませんでした。そして、母がこうなってしまったのは父のせいだと言い、父に全部押し付けていました。父も今まで母に迷惑をかけ、そのせいで母はこうなってしまった、お前は何も心配するなと言ってくれました。
そんな父がある日、脳梗塞で倒れ入院することになり、弟一人では父と母の面倒を見るのは負担が大きすぎるので、母にどうやって病院に連れて行こうか親戚に相談しました。その時に母の今まで知らなかった事をいろいろと話してもらいました。騙され大きな借金があったことや、私が専門学校に行くために親戚に頭を下げてお金を借りていたこと、近所からのイジメなど…今までの母の苦労を聞くと今まで行った態度を後悔し、病気を父のせいにして、母の病気に目を背け逃げ回っていた自分が情けなく、自分の起こした行動が母に負担をかけ、このことが積もり積もってこうなってしまった。絶対に母の病気を治し、昔の母に戻ってもらいたい。弟は健康で元気な母と接する時間が短く、病気の時の方が長く暮らしているので元気な母の姿を見てもらいたい。その一心で病院に連れて行く決心をしました。
病院に連れて行く前日、母に明日は弟と一緒に母の好きな花が満開らしいのでドライブでも行かないかと提案したら、久しぶりに母が笑顔を見せてくれました。その日は快晴で朝早くから、お重箱におかずのいっぱい入ったお弁当を作ってくれ、車の中では私の小さい頃の話や家族の話など楽しそうに笑いながら話してくれる母の顔を見ることができませんでした。1時間ほどで病院に着いたのですが、母はものすごく暴れ病院の方たちと5名ほどで母を案内される病室まで連れていきました。病室は窓もなく、真っ白な病室にベッドだけ、この部屋に閉じ込められるのかと思うと本当に申し訳なくなり、泣きながらごめんなさいと母に言いましたが伝わってはいなかったと思います。帰りは弟とお互い顔を見ず、前だけを向きながら帰った覚えがあります。
現在、母は毎日飲んでいる薬のお陰で、大分落ち着いています。私が幼い頃よく母はケーキを作って近所に配っていました。今考えると、近所には友達もいませんので母なりに頑張ってコミュニケーションを取ろうとしていたのかもしれません。私は母が作るケーキが大好きでしたが、ある日からケーキを作らなくなりました。その母が30年振りにケーキを最近作ってくれました。私は久しぶりのケーキに感動し、弟は母が作るケーキ姿をはじめて見て驚いておりました。急にケーキなんてどうしたと聞いたら、近所の年配の女性が、昔作ってくれたケーキが美味しかったと覚えていてくれたのが嬉しかったみたいです。昔母をイジメていた方たちはもう居ませんので、母と父には現在、老人クラブに加入させています。活動に参加はしていないのですが、会員の方がたまに訪問いただいたり、弟に父と母がどうか声をかけてくれています。声をかけてくれているだけで、周りの方も気にかけているので一人じゃない安心感はあると弟は言います。地域コミュニティが病気の父と母を見守ってくれている。体や心が元気ではなくても、生きていてくれれば家族としてはありがたいです。そして弟は地域の方に見守られている安心感から仕事にも安心して行けます。そういった地域コミュニティを無くさないよう、ニチコミは老人クラブ活動を支えていると感じました。

福岡営業課 係長 竹内 健悟「家族と地域コミュニティ」
わたしたちが綴る思い

募集要項

Admission

募集対象
  • 年齢不問
  • 学歴不問
  • 経歴不問
募集人数

1〜5名

募集内訳

営業職・編集職

選考方法

書類選考、筆記テスト、適性検査、面接

基本給

実務経験に応じて、社内規定に基づき決定

諸手当
  • 職務手当
  • 役職手当
  • 出張手当
  • 交通費支給
  • 家族手当
昇給

年1回(4月)

賞与

年2回(8月、12月)

休日休暇
  • 隔週休2日制(会社カレンダーに準ずる)年間休日数110
  • 祝日
  • 年末年始休暇
  • 夏期休暇
  • GW休暇
  • 有給休暇
  • 慶弔休暇
待遇・福利厚生・社内制度
  • 社会保険完備
  • 退職金制度
  • 社員旅行
  • 産前産後休業制度
  • 育児休業制度
勤務時間

8:25~17:30(休憩65分)※1年単位の変形労働時間制

研修制度

入社後研修、入社1ヵ月、3カ月、6ヵ月、1年と節目に研修など教育、研修制度が充実しています。

勤務地

本社

〒650-0022 兵庫県神戸市中央区元町通4-4-8タイムスビル9.10階

TEL078-351-3387 (代)/ FAX 078-351-3343

東京支社

〒140-0014 東京都品川区大井1-24-5 大井町センタービル7階

TEL 03-5718-3900 / FAX 03-5718-3901

静岡支店

〒422-8067 静岡県静岡市駿河区南町10-6 村上駅南ビル7階

TEL 054-283-5424 / FAX 054-283-5626

福岡支店

〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目9-1 大賀博多駅前ビル2階

TEL 092-292-6538 / FAX 092-292-6539

企画開発部 ダイレクトメディア事業課

 〒140-0014 東京都品川区大井1-24-5 大井町センタービル7階

TEL 03-5718-3900 / FAX 03-5718-3901

まちふる事業部

〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前3丁目9-1 大賀博多駅前ビル2階

 TEL 092-292-6590 / FAX 092-292-6539

会社概要

業種出版、広告

本社兵庫県

資本金…300万円

売上高…7億2,400万円(2022年11月期実績)

従業員…70名(パート、派遣を含む)

雇用形態

正社員

試用期間

有  2カ月

資格

第一種運転免許普通自動車(営業課)

選考の流れ

Flow

選考の流れ

ニチコミコラム

わたしたちが綴る思い

会社の理念を通して、日々感じたできごとを綴った先輩の声です。

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ニチコミの魅力

Charms

東京支社 拠点長 営業課・管理課 課長 兼任

太田 正雄

老人クラブの広報紙を通した地域貢献

営業課の主な仕事は老人クラブの広報紙発行に協賛して下さる方をお探しし、広告を集めることです。広告は宣伝を目的としたものではないのでその対象は老人クラブに直接関係のある方に限りません。地域のお医者さんから町工場の社長様まで様々な方に協力いただくため、1日に最低100件は訪問し、老人クラブやその広報紙について説明をします。やりがいはこの仕事が老人クラブにとって重要な広報紙の発行に貢献している事です。

福岡支店 編集課 編集営業係 課長

別府 綾子

シニアニーズを幅広くサポート

編集課では、紙面制作に関わる業務を主に行っています。記事や見出しの作成やレイアウトをはじめ、取材に行き会員の皆さんが元気に活動している様子をカメラで撮影し、インタビューをしています。高齢者の声を直接聞くことができることは編集課の仕事の魅力の一つです。その他、チラシや記念誌などの印刷物や、ホームページの制作、また発行地区の拡張営業や折込チラシの営業など、制作から営業まで幅広い業務を行っています。

本社拠点長 経営管理課 課長 兼任

田中 英朗

ニチコミの可能性

超高齢化社会の中で、ニチコミは老人クラブの広報紙を全国で240地区以上、読者が200万人いるのが、ニチコミの強みです。こうした時代の中で、広報紙発行を通じて高齢者を支援する、『社会貢献型企業』でもありますし、また今後こうした高齢者に様々な商品・サービスを提供していき『シニアの総合商社』を目指していっています。ニチコミには様々なチャンスが存在しています。それを掴むのも自分次第です。自分の可能性が会社の可能性に繋がるのが一番の魅力です。

超高齢社会について

Aging society

日本では近年、急速に高齢化率(※日本の総人口の中で65歳以上の人口の占める割合)が進み、 2019年には28.4%(高齢化人口3,588万人)、今後も増加を続け、2025年には30%程度まで上昇すると予想されています。 現在、我が国の高齢化率は、世界一で、日本の高齢化のスピードは加速の一途を辿っています。

  • 高齢者人口及び割合の推移(1950年〜2040年)

  • 高齢者人口の割合(2019年)

これから団塊の世代の方々が75歳(後期高齢者)となる2025年には様々な問題が深刻化してきます。いわゆる2025年問題です。 医療費・介護費増大による社会保障問題や、介護業界の人手不足問題、介護施設の不足問題、また核家族化による孤独死の問題、 過疎化や空き家問題など、超高齢化社会を迎えるにあたって、高齢者に関係した様々な問題が起こってくると言われています。 そうした超高齢化社会の中で、高齢者の方々が、いつまでも元気で、生きがいをもって生きていける世の中へと、弊社の経営理念 『誰もがいつまでも活躍できる社会の実現』にむけて、ニチコミはこれから様々な活動に取り組んでいこうと考えています。