老人クラブって何?
- おおむね60歳以上の高齢者なら誰でも加入できる団体です。
- 日本全国に11万のクラブがあり約550万人の会員がいます。
- クラブの活動は多岐にわたり、高齢者の人生を豊かにしています。
仲間づくりを通して、生活を豊かに
老人クラブとは「地域を基盤とする高齢者(概ね60歳以上の方)の自主的な組織」です。 多くは、小地域ごとの「単位老人クラブ」として地域を豊かにする活動を行っています。 市区町村ごとに老人クラブ連合会を組織し、さらに都道府県・指定都市の老人クラブ連合会、上部組織として公益財団法人全国老人クラブ連合会があり、地域づくりを担っています。
活動の目的は三つあります。一つ目は、「仲間づくりを通して生きがいと健康づくり、生活を豊かにする楽しい活動を行うこと」。 二つ目は、「高齢者が持っている知識や経験を生かして、地域の諸団体と共同し、地域を豊かにする社会活動に取り組むこと」。 三つ目は、「明るい長寿社会づくり、保健福祉の向上に努めること」です。具体的には、健康づくり・介護予防のために健康学習や体操を行っています。 また、子どもの見守り、世代間交流、スポ一ツ・文化などのサークル活動、暮らしの支え合いや清掃・美化活動などのボランティアなど多彩な活動をしています。
公益財団法人全国老人クラブ連合会によると、2017年3月末で 、クラプ数は全国で約11万あり、 約550万人の会員がいます。 最もクラブ数が多いのは、兵庫県で4,566、第2位は愛知県で4,144、第3位は大阪府で3,767、会員数は愛知県がトップで322,875人です。
主な活動
教養・趣味
- カラオケ
- 日本舞踊
- フラダンス
- 民謡
- 手芸 など
健康づくり
- 輪投げ
- グラウンド・ゴルフ
- スカットボール
- 棒体操
- 健康ウォーキング など
社会奉仕
- 友愛活動
- 美化活動
- 地域パトロール
- 老人福祉施設慰問 など