こんにちは、keyです。
このコラムを書くのも3回目となりました。
今回は私のおじいちゃんの話をしようと思います。
私のおじいちゃんは小学生の時に亡くなったのですが、1番思い出に残っているのは体調を崩した時に迎えに
来てくれたのことです。
母は入院していることが多かったので家にいるおじいちゃんが早退する時はよく迎えに来てくれていたのですが、
姿勢がピンとしていたり、ふらつきながらも自転車で来てくれたりなどしていたこともあり、周りからも
「元気なおじいちゃんだね」と言われていました。
そんなおじいちゃんが元気だったのは、老人クラブのような存在があったからだと思います。
老人クラブに加入していたのかどうかは分からないのですが、集まりがあるとよく老人福祉センターに出かけていました。
その当時は「いつも同じ場所によく出かけるな」と思っていたのですが、今思うとみんなと楽しく会える場というのが
あったことが元気の秘訣だったのではないかなと思います。
老人クラブは概ね60歳以上の方が加入できるのですが、60代だといまはまだシニアではないと感じるように、
元気な方がとても増えています。
だからこそ働く年齢も高まっており、「退職したら老人クラブへ」の流れもなくなってしまって認知度が下がってきています。
しかし、老人クラブの必要性はネットが普及している今こそ必要だと思います。
買い物や趣味など、家にいてできることが増えていますが、外に出て人と話すことで体を動かしたり
楽しく会話ができて健康寿命を伸ばすことができます。
また、自分のことだけでなく、地域のボランティア活動や見守り活動などもして下さる存在は、社会にとっても
ありがたい存在です。
だからこそ私は会員さんを増やして明るいアクティブな高齢社会を実現したいと考えています。
私のおじいちゃんのように、いつも楽しく出かけていく場所をみんなに知ってもらい、笑顔で過ごす安心できる場所。
そんな老人クラブをもっともっと広げて、いつもの日常の幸福度が少しランクアップするお手伝いがしたいと考えています。
いまは会員が減少していますが、私がお世話になる頃には老人クラブの名がもっと広がるよう、働きたいと思います。