岡山県 瀬戸内市 森川 和江 さん
仲間と笑顔に囲まれる、心豊かな毎日
■老人クラブとともに歩んだ30年
― 仲間との交流が暮らしの支えに ―
牛窓地区で暮らす森川和江さん(89歳)は、老人クラブに加入して約30年。これまでほとんどすべての行事に休まず参加してきました。
長年の活動を通して多くの仲間と交流を深めてきた森川さんにとって、老人クラブは生活の大切な一部となっています。中でも思い出に残っているのは、仲間とともに出かけたカニ旅行。「みんなで過ごした時間が本当に楽しかった」と、懐かしそうに振り返ります。
■日々を彩る、小さな楽しみ
― 花と会話に囲まれた暮らし ―
森川さんは花が好きで、寄せ植えを楽しみながら四季の移ろいを感じています。
洗濯物も今なお自分で干し、その合間には日向ぼっこをしながら近所の人との会話を楽しむなど、日々の何気ない時間を大切に過ごしています。穏やかな暮らしの中には、人とのつながりや自然を楽しむ心が息づいています。
■ひ孫たちがくれる元気
― 家族とのふれあいが生きる喜びに ―
森川さんにとって何よりの楽しみは、ひ孫たちの存在です。
「来てくれるのがうれしくて仕方ない」と、やさしい笑顔を見せます。お孫さんやひ孫さんとは電話でやり取りをしたり、お手玉で遊んだりと交流が絶えません。「おばあちゃんの料理が好き」と言ってもらえることが、大きな喜びになっています。
また、健康のために野菜を中心とした食事を心がけ、りんごやみかんも毎日欠かさず食べているそうです。「食べるものに気をつけることと、人と触れ合うこと」が長生きの秘訣だと話します。
■積み重ねてきた人生のぬくもり
― 支え合いの中で育まれた穏やかな今 ―
美空ひばりさんや三浦洸一さんのコンサートに足を運んだ思い出も、森川さんにとって今なお大切な心の支えです。
2011年にご主人を亡くされるまでの18年間は、介護を続けながら孫の世話にも尽力してきました。「大変だったけれど、いい経験になった」と穏やかに語る姿からは、人生を前向きに受け止める強さが感じられます。
長い年月の中で育んできた人とのつながりや、日々を丁寧に積み重ねてきた歩みが、今の穏やかな暮らしにつながっています。これからも地域の仲間や家族に囲まれながら、自分らしく歩み続ける森川さんの姿は、多くの人に温かな励ましを与えてくれます。

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