神戸市 長田区老人クラブ連合会
艱難辛苦の中、取り組みに創意工夫
■長田区老連が抱える課題
〜活動継続のために向き合う現実 〜
長田区老人クラブ連合会では、現在さまざまな課題に直面しています。
クラブの解散や会員減少、財政の逼迫、後継者不足に加え、認知症予防や健康増進、孤立化対策など、高齢社会における多くの問題が挙げられます。さらに、「老人会は本当に楽しく、魅力ある活動ができているのか」という根本的な問いにも向き合いながら、活動の在り方を模索しています。
■厳しい状況だからこそ生まれる工夫
〜オンライン化と“手作り”の挑戦〜
財政的に厳しい状況の中でも、長田区老連は「活動を縮小する」のではなく、新たな工夫による改革に取り組んでいます。
認知症予防や健康増進の学習の場として実施している年12カ所65教室では、オンライン配信(ライブ配信)を導入。活動の高度化と費用削減の両立を目指しています。
また、新年の集いやシニアファッションショー、男の料理教室、カラオケ大会なども、高価な会場や料理に頼るのではなく、“手作りの行事”へと転換。創意工夫を凝らしながら、「楽しい仲間の集い」として新たな形を築いています。
■会員の声が改革を動かす
〜「またやりたい」が次への力に〜
こうした取り組みは、今年の「新年の集い」から本格的にスタートしました。
その結果、約40万円の費用削減を実現するとともに、参加者からは「楽しい」「満足した」「またやろう」といった前向きな声が寄せられました。
長田区老連では、他人任せの活動ではなく、「会員が本当に求めていること」を掘り起こし、形にしていく“自助努力”こそが大切だと考えています。その役割を担う指導者たちにも、柔軟な発想と行動力が求められています。

■改革の輪を広げるために
〜各区老連とともに未来を考える〜
老人クラブが抱える課題を解決することは、決して簡単なことではありません。
それでも長田区老連は、新たな挑戦を続けながら、より良い活動づくりを進めています。今後は、各区老人クラブ連合会で行われている改革事例を共有し、互いに意見交換を重ねていきたいと願っています。
艱難辛苦の中でも創意工夫を重ね、前へ進もうとする姿勢が、これからの老人クラブ活動の可能性を広げています。
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