発掘! いきいきクラブ

クラブ特集

港区老人クラブ連合会 平成クラブ

平成生まれの仲良しクラブ

 

  • 平成10年に結成したクラブ

    品川駅からバスで7分。もともと海だったこの地を埋め立て造成がされたのは嘉永6年のこと。港区の南側にあることから港南と呼ばれるようになったこの地に心温まる「平成クラブ」があり、佐々木会長と会計の岡さんにお話をお伺いしました。

    平成クラブは、約320世帯が住むアパートに移り住んだ方たちが、平成10年に結成したクラブで連合会内では後発ではありますが、現在56名が活動しています。

    佐々木会長は面倒見が良い会長として棟内では有名な方で、体が不自由な方の電球を取り替えたり、予約が大変な方の新型コロナウイルスワクチンの予約を手伝ったり、高齢の居住者が体調を崩し救急車で搬送される際には同乗して病院まで付き添ったりなど、たくさんの逸話があり、会員からとても慕われている方です。また、岡さんはクラブの元気印で、たくさんの活動に参加し、自宅にいることの方が珍しいとか。

  • 「棟内に住む高齢者誰でも気兼ねなく参加できる器となる」ことを会の目標に

    会の活動としては、幅広く展開しており、定番の活動としては、麻雀、ダーツ、輪投げ、お遊び会などを棟内集会所で開催。手指の消毒、マスクの着用はもちろんのこと、フェイスガードの装着、飛沫防止のためパーテーションの用意をするといった新型コロナ感染防止策を徹底した中で活動しています。

    また、会長自ら会報「平成クラブニュース」を作って配るなど、活動に参加できない会員とのコミュニケーションを大切にしています。「私たちは高齢者なので、病気や足腰を悪くして家から出ない方が増えてきますが、そういう方に大丈夫、一緒にいるよと安心させてあげたい」と会長の思いをお話ししていただきました。

    そして「棟内に住む高齢者誰でも気兼ねなく参加できる器となる」ことを会の目標としており、月に一回会長がサロンを開催し、体の不自由な高齢者の方にも「平成クラブ」を紹介しているそうです。

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