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クラブ特集

三鷹市老人クラブ連合会 大沢松寿会

大沢地区のシルバー世代集まろう

 

  • 大沢松寿会は大沢地区にお住いのシルバー世代の集まりです。
    モットーは体を動かし、大きな声を出し、皆と会話し、頭を使って元気に生きよう。

    大沢松寿会の歩み
    大沢松寿会は令和3年(2021年)で創立52年を迎えました。この間平成21年(2009年)4月休会しましたが、翌年4月三鷹市老連に再入会しています。現会長は7代目です。

    50周年記念パーティー

    設立50周年を迎えた2019年には、恒例のクリスマス音楽会と合わせて50周年記念パーティーを開催しました。前会長箕輪富士氏のあいさつに始まり、会員花柳由美鈴氏のおめでたい日本舞踊「寿」、そしてささやかな乾杯の後は、皆で昼食をとりながら「大沢松寿会の50年」の映像を鑑賞しました。これは会員の何人かから提供された昔の写真をあらかじめパワーポイントに取り込み、当日スクリーンに投影したもので、写真の中で既に故人となった会員を見つけたり、あんなことも、こんなこともあったとの話題で大変盛り上がりました。

  • 午後からは通常のクリスマス音楽会で、常日頃コーラス、発声法などを指導していただいている本間園子(コントラバス)、諸隈まり(ピアノ)、会員の鈴木典子(声楽)の諸氏による独奏、合奏、独唱、また会員有志による合唱、ハンドベルなど、師走のひと時を楽しみました。

    50周年記念誌の発行

    もう一つの企画として『私たちの戦中・戦後の記録』という冊子を刊行しました。これはこの機会に、会員各氏にそれぞれ自分が生きてきた歴史を思い起こし、記録しておきたいと考えたからです。テーマは私たち高齢者にとって、人生のもっとも重大な出来事であった戦争に焦点を絞りました。このような呼びかけに応じて会員の3分の1に当たる18名が手記を寄せており、それを幸運にも出版することができました。出版には「三鷹市モデル老人クラブ活動推進事業補助金」を充当しています。改めてお礼を申し上げます。

    この手記のタイトルを一部ご紹介しましょう。「太平洋戦争最後の空爆都市秋田」、「艦砲射撃とマラリアの島で」、「北満逃避行の日々」、「子々孫々絶対に戦争をしてはならない」、「今が一番幸せです」、「新しい憲法に感動して」など。多感な少年少女期に経験した恐ろしい戦争の記憶を、活字として残すことができてよかったと思っております。

  • 日帰り旅行

    今年2021年前半はほとんど活動できませんでしたが、12月に入り新型コロナもかなり落ち着いてきたのでこの機会を逃さず、19名で日帰り旅行に出かけました。横須賀軍港巡りです。港内には潜水艦や、護衛艦、イージス艦など日米の戦闘用艦船がたくさん停泊しており、複雑な心境ではありましたが、実戦の場ではないのでそれなりに楽しめました。

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