社員ブログ

パキラが教えてくれたこと

こんにちは。ゆでたまごです。

 

私は植物が好きです。

 

小学生の頃は農家の嫁になると豪語していたほどでしたが、虫が苦手だったため、その夢は断念しました。それでも、祖父母と畑仕事をしたり、母と一緒に庭いじりをしたりするのが昔から大好きでした。

 

しかしニチコミに入社してからは、目まぐるしい環境の変化の中で、そんな幼い頃の植物への思いは次第に薄れていきました。

 

そんなある日、入社1年目頃だったと思いますが、会社の植物を枯らしてしまい、代表からとても叱られたことがありました。

当時は「ニチコミはそういうことも大切にしている会社なんだ」と学ぶばかりでした。しかし義務感から植物の水やりを続ける中で、植物を育てるには本当に細かな変化に気づくことが必要だと知りました。自分に余裕がない時でも植物の声に耳を傾け、世話をする。そうすると植物もそれに応えるように元気になる。

その経験を通して、「植物への向き合い方は、決して植物だけの問題ではなく、職場環境や業績にもつながる」という代表の言葉の意味が、段々と分かるようになりました。

 

先日まで、私は半年以上に及ぶ長期出張を初めて経験しました。

出張先の職場では植物が何度も枯れていたそうで、おそらく植物のことまで考えられる社員が少なかったのだと思います。私が赴任した時にも、丈夫なことで知られるパキラが根腐れを起こし、根がほとんどなくなった状態で倒れていました。

 

私は出張期間中、そのパキラを毎日大切に育て続けました。そして出張を終える頃には、無事に復活させることができました。そのことに私は大きな満足感を持っていました。


 

実は私自身、入社してしばらく経ち、少し心に余裕ができた頃から幼い頃の思いも復活し、プライベートでも植物を育てたいと思うようになりました。そして3年前、日当たりの良い部屋へ引っ越し、その際にパキラを購入しました。以来、今日まで大切に育てています。

 

出張が決まった時、そのパキラを私がとても尊敬している友人に預けました。

 

その方は福祉施設の所長をされており、多くの人の問題や課題と向き合いながら日々奮闘されています。それでいてとても気配りができ、人を明るくする力を持っています。プライベートでのお付き合いにもかかわらず、30歳以上年下の私にも目線を合わせて接してくださる、本当に憧れの存在です。

出会ったのは5年前ですが、その時からずっと「私もこんな大人になりたい」と思っています。

 

そして出張が終わった翌週のある日、その方からパキラを受け取りました。

 

驚いたことに、パキラは私の想像以上に成長していました。元の写真を撮っていなかったのが残念ですが、預けた時よりも明らかに大きく、たくましく、そして生き生きとしていたのです。

 

その方はもともと植物が好きで、ご自宅にも植物がたくさんあるので、慣れているというのはもちろんあるかもしれません。

しかし、それだけではなかったのです。

話を聞くと、世話をする中でも一時は元気がなくなったこともあったそうです。しかし商業施設の植物などを参考にしたり、気温に応じてケアを変えたりするなど、さまざまなことを試してくださっていたとのことでした。

 

私はその話を聞いて感動すると同時に、改めて「植物を大切にする」ということの本質を考えさせられました。「植物を大切にする」という価値観は、人として大切な普遍的な姿勢なのだと感じました。

 

私は自分なりにパキラを元気に育てているつもりでしたし、出張先のパキラも再生させたという自負がありました。しかし、大きくなった自分のパキラを見て、まだまだだなと思いました。

 

この話は植物の話で終始しているように見えるかもしれません。しかし私にとっては、自分自身の未熟さに気づかされた出来事でした。

 

そして同時に、「もっと成長したい」という決意表明でもあります。

 

実績を上げることとは少し違うかもしれません。しかし、人としてもっと成長し、会社でも私生活でも、友人が育てたパキラの姿のように、周りを元気に、幸せにできる人になりたいと思います。

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