読書について
こんにちは、shigeruです。
ニチコミの経営理念の中に、「誰もがいつまでも活躍できる社会を目指す」とありますが、60歳を超えた自分は、人生100年と考えると、あと40年、何をして、どういう人生を生きて活躍し輝くのか考えます。
先日、かなり久しぶりに本を読みました。文芸評論家三宅香帆さんの、『なぜ働いていると 本が読めなくなるのか』という本です。
日本では2023年の調査では「月に1冊も本を読まない」人が過去最高の62.6%に達していて、アメリカでも過去20年間で読書人口が40%以上も減少したようです。私も、今年に入ってこの本以外一冊も本を読んでなかったですし、過去2年でも片手で数えられるくらいしか読んでいなかったです。
本書は衝撃的なタイトルですが、身につまされる内容です。
特に、本書でも深く正確に考察されていますが、私も生きるための情報を「スマホやSNS」から摂取しすぎている現状があり、最近では「読書していない自分」に気づいてもなかったです。なぜ読書人口が減っていったのかを、明治時代からスマホやSNSが普及する2010~20年代まで順を追って日本人の働き方とベストセラーの本の変遷などを紐解いていてとても納得いく内容でした。
私の今までの拙い人生経験から、読書は、栄養を摂取することに近いと感じています。
スマホやSNSから得られるものは、手軽さ故に、すぐに忘れてしまう傾向にもある、と改めて思います。
本書でも、ネットでは「求めている情報だけを、ノイズ(雑音)が除去された状態で読むことができる」と解き、深掘ると、ノイズにこそ抜け出す鍵がある、と解かれています。
「青年よ、心に読書の暇をつくれ」とは先人の言葉ですが、暇を作るも作らないも全て自分次第です。
実はこの本とは別ですが、日本のある高齢者研究では、ふだん読書をする高齢者は、ほとんど読まない人に比べて認知症の発症リスクが約2割低いという報告があり、同じ内容の台湾での調査では約5割低いとありました。
また、高齢者は読書によって様々楽しみが増えて、外出につながっているということもあるようです。
私も自分なりに正しく自分を見つめ、テーマを決め、自分を向上させる読書をしていきたいと思います。

